(1) 通りやすい申請書を書こう!

 皆さん、はじめまして!

 事業を拡大するために、公的補助金を申請するというのは、よくあることと思います。そんな時、申請書にいろいろなことを記載すしますよね。その書類を受け取るのは、当然お役人。そんなわけですから、皆さんも大事な文書を書く時は(例えば、助成金の申請書とか!)、役人がしっくりくる表現で書きませんか?申請が通りやすくなるかもしれません!

さて、役人の公用語はもちろん日本語ですが、私たちが使う日本語とは、ちょっと違います。だから、普通の日本語で書かれた申請書を読むと、時としてやたらに「?」が湧いてきて、気が散ってしまいます。内容に気持ちが向かないんですね。

例えば、「従って」という語。文中に来る時は漢字、文頭に来る時は、平仮名にします。
例えば、「案内に従って」とか、「したがって、案内については」のように使います。「案内にしたがって」とか、「従って、案内については」のように、逆に書いてあると誤字に見えます。そして、こういう文章が延々続くと、誤字だらけに見えてしまいます。

では、どれが漢字でどれがひらがなか、どうやって調べればいいんでしょう?
そんな時は、これ。公用語辞典。お役立ち~。
でも、いちいち調べるのは面倒ですよね・・・。


そんな貴方は、このコラムの読者になりましょう!
私、ジェシカが、よくあるパターンを厳選してお届けします。

ところで、さっき出てきた「従って」のお話。役人風に書いたらどうなるでしょうか?

「従って」については、文中においては漢字、文頭においては平仮名を用いる。

なんだか、堅苦しいですね。

つづく

2016年05月28日